企業生活の中で何度も聞いてきた「筋肉質」。
そうだよね、効率をあげて効果的に成果を出す・・無駄がない、無駄をそぐ。
これらは事業活動として重要で、利益を出す体質になるためには必須なんだろう。
でもなぁ・・今の事業領域が成長領域で他に目をくれる余裕もないならともかく、多くの事業領域のように成熟し、ともすれば衰退している領域にいるのであれば危ない。
無駄なく、筋肉質になればなるほど、成熟・衰退事業領域に最適化して行き、応用の余地が
少なくなる。
そこで必要とされるのは価値創造なのだが、価値創造は筋肉質とは相性が悪い。
いや待てよ、筋肉質な価値創造というのがあれば別だけど・・・筋肉質な価値創造ってまるでイメージできない。
無駄なく、仮説を立て、無駄なく仮説の検証を行い、無駄なく新たな仮説を立てるなんて、想像もできない。
価値創造は無駄や余白があって、その一見して無駄なものとの化学反応みたいなものに価値が宿る。そこに創造がある。
だからと言って、底抜けに無駄と余白を持つのも違う。
底流には思想とか、哲学とか、大きい目的みたいなものが、より化学反応を、発見を生むんじゃないかと思う。
筋肉質な価値創造とは、揺るがない目的意識とか哲学を持つということかな。
新大陸を探す航海のようなものなのだから。