事業開発能力の育成はできない、発掘、発見することだ・・と以前、書いた。
今回はそれを再考してみよう。
研修などで育成できるかというと、それについては懐疑的で変わらない。
では研修や役割としての経験が、役に立たないか‥と言えば、そんなこともないだろう。
まず、受けた当人について。
新しい世界の入口になったり、学習によって覚醒するきっかけになることは間違いない。
これがきっかけで事業開発を仕事にするようになる人もそれなりにいる。
では自律的に駆動できるレベル(あくまでも私の主観であります)はどうか?
事業開発の世界に20年くらいは携わり、まぁザクっと100人くらいは見てきたと思うが、そのレベルに覚醒する確率はものすご~く低いと言わざるを得ない。
したがって、結論的に言えば (自律的に駆動できるレベルの)育成はできない、となる。
まぁ個別に教えたりしたことはないが・・機会は通常では考えられないくらい提供したのではないと思う。
学習と経験は必須であるが、それが揃ったからといって、覚醒するものではないようだ。
そのあたりがプロセスやテンプレートが揃っている仕事(ジョブ)との違いなのだろう。
すると・・やはり資質なのだろうか? センスというヤツ?
あいつはセンスがある・・・そういう人に学習と経験が揃うと飛躍的に伸びる。
これは数はものすご~く少ないながら、ある。
自律的に駆動できるレベルの人がそんなに必要なわけでもないと思うし、その人をサポートする環境も必要なことを考えれば、研修とか経験は必要だろう。
一方で、核になる「自律駆動型の人」がいないと何も起こらない。
育成に関する要素と構造はまだまだ検討課題である。
今回の再考でそれをあらためて認識した。