大きな目標を掲げていても、そこに至る道筋が明らかになっていなければ、決して到達しない。新規事業における仮説とは、目標に至る道筋を表すものである。
はじめはものすごく曖昧だったり、楽観的だったりするのだが、ここがスタートで進むにしたがって具体的になっていく。これを仮説更新という。
仮説は目標へ至る道筋を示す地図ともいえる。
最初は曖昧でスカスカな地図が進むにしたがって、詳細に、ち密になっていく。
仮説作りは難しい。仮説なしでスタートするプロジェクトがあるが、これは地図なき航海に等しい。これでは目的地はおろか、どこに行くのかもわからないわけで、何らかの成果を得るはずもない。
仮説更新は経営そのものにも当てはまる。特に、主力の事業が成熟期、衰退期にある企業は手なりのままでは低収益化に苦しむことになる。
当然、何らかの事業構造の転換や新規事業を目標として掲げるわけだが、そこへ至る道筋、仮説がはっきりしないケースが多い。
売上いくら、とか利益率いくつ・・という目標はあるが、その道筋がわからない。やっていることが、その目標値へつながるかどうかもわからないケースは珍しくない。逆に、今やっていることが、明らかに目標につながらないものは珍しくない。
目標未達は結果論だが、仮説がなければ何が違っていたのかもわからない。挑戦した痕跡すらも残せない。
事業構造の転換や新しい事業領域の開拓に迫られている企業はその仮説が必要となる。
そして真に評価すべきは仮説更新の中身になる。
そして・・
仮説作りは難しい。仮説なき目標は地図なき航海に等しい。