「小さく聞けば、小さく返す。大きく聞けば、大きく返す。」
これがAIの特徴だろう。
聞かれたことを否定せず、真摯に調べて答えるからだ。
大きなイシューの場合は、使い勝手としてはさらに有効だ。曖昧で抽象的な問いでもそれらを分解して、構造化して示してくれるからだ。
抽象的な課題を要素に分解、そしてそれらを構造化するのは難しい。それなりにその分野の知識がなければできないことだし、構造化するのはさらに骨が折れる。
AIは要素分解や構造化にとても有用であるが、問いの大きさに依存する上に、問いの大きさを越えるレイヤーになると、問いを重ねて構造化を行う経験がなければ気づかないだろう。
AIによって変わる世界とは、まずは小さく聞いて、構造がわかるもの、判断しやすいものは大きく変わる。その次は、因果関係はわかるが、複雑な組み合わせがあるもの・・・これは使い手の判断に影響される部分もありそうだが、効率は高まるだろう。
そして、新たに構造を組み変える、新たな構造を発見する領域に進むだろうが、ここは使い手の能力、判断に依存する。
大きな問いと要素への分解そしてそれらの構造化の能力が競争力となる。