機能組織って何となく作られるけど、その統制力というか強制(矯正)する力はすごい。何かをやることに対して依存性が組織にはある。個人が弱いと言ってしまえばそれまでだけど。
事業開発は機能組織に頼ってはいけない。だって、機能の最適化を探索していて組織の定義ができないから。だから、機能組織の壁を破って活動しなければならない。
これがどれほど難しいことか、組織にどっぷりつかっている人にはわかるだろう。
機能組織の壁を破れ!がスローガンになる理由なんだ。
私が仕事で思ったこと、感じたこと、気になること、をメモ的に書いていきます。
機能組織って何となく作られるけど、その統制力というか強制(矯正)する力はすごい。何かをやることに対して依存性が組織にはある。個人が弱いと言ってしまえばそれまでだけど。
事業開発は機能組織に頼ってはいけない。だって、機能の最適化を探索していて組織の定義ができないから。だから、機能組織の壁を破って活動しなければならない。
これがどれほど難しいことか、組織にどっぷりつかっている人にはわかるだろう。
機能組織の壁を破れ!がスローガンになる理由なんだ。
ジョブ型、ジョブ型と言うが・・これまで曖昧にしてきた個人技を突然、問うことにしました、という感じに聞こえる。“お前は何ができるの?”と。
専門性というのは随分前から言われてきたが、そして手間かけてデータ化したりしたが有効に使われた印象はない。組織側がどんな人が欲しくて、どんな人はいらないと決めきれないからじゃないかと疑っている。専門性はわかりやすい分類とは別に時間軸に沿って変化する経験軸みたいなものが大事でその類はクリアな分類はなく、俺たちはこういう奴が欲しい、必要だ、と決めることがスタートなのだ。
目的が曖昧で手段に走る・・いつものパターンってやつか。
エンゲージメントって忠誠心みたいなやつかな。これは人によってぜんぜん違うよね。
これを計数で図って、目標値にするって・・・ありえない。真面目に考えてないとしか思えない。
因果関係がちょっと考えただけでも複雑で、人によってぜんぜん違う。
これを組織や会社全体を数値化して目標値にするなんてどうかしている。
成長したい奴、厳しい試練に挑みたい奴もいれば、楽したい、休みたい奴もいるんだからね。
当然いるよね。そういう感情は一人の中にも混ざっているだろう。
エンゲージメントは結果であって、目標じゃないだろう。
事業開発って言ってみれば勝ちパターンを見つけることだよな。
勝ちパターンってのは、まぁこうすれば売れて、利益が出るって奴でビジネスモデルとかと言ってもいい。あえて勝ちパターンと言っているのは、同じモデルでも勝てる奴と負ける奴がいるからで、手段であるモデルってやつに縛られたくないから。
勝ちパターンを見つけるのは案外難しい。いろんなパターンを試す必要があるからな。この探索を特定の勝ちパターンを持っている機能組織にやらせると・・すぐに頓挫する。
何しろ、特定の勝ちパターンを長年磨きこんでいるのだから、それを捨てることなんか
出来ないし、それ以外のパターンを探したこともない。
探索は探索チームがやらないとダメなんだ。
なぜ、今しか見ないんだろう? たびたび、そう思うことに遭遇する。正直に言えば、しょっちゅうだ。今は未来へ向かうスナップショットに過ぎないのだから、今の延長に何があるのか?何が待っているのか?を見るべきなんじゃないかと思うのだが・・。
今がつらくても、未来に期待するものがあるならば頑張れる。だから頑張ればよい。逆に今がちょっとよさそうでも未来にあまり期待できないならば見直さないと。当たり前のことのように思えるけど、今のスナップショットでしか見ないケースが多すぎる。
なんでだろう。不思議でしょうがない。
信じて用いるけど、信じて頼らない。
用いるときは信じなくてはいけない。何が起こるかわかんないんだから、すべてを管理することはできない。信じることしかできない。でも、頼り切っちゃいけないよって話。
丸投げ、って言葉があるけど、丸投げは価値観や判断まで頼り切ったもの。価値観や判断軸は確認する・・アライメントするって言い方がしっくりくるけど、そこはやる。
そこがアライメントできればあとは信じて用いる。
そうすると結果は自分のものと同じと感じられる。あ~俺たち、行けなかったんだなぁ、と。
事業は土地選びと言った人がいるが、そうだなと思う。
豊かな土地にいる事業はまぁ誰がやってもうまくいく。痩せた土地にいる事業はスーパーな奴がやっても簡単ではない。
ってことは事業を始めるには土地選びがもっとも重要ということ。
レッドオーシャンだ、ブルーオーシャンと言うのも同じ文脈。いかに豊かな土地を選ぶか、ということ。これだったら簡単で、誰がやっても同じになりそうだけどそうはならない。
それは時間軸や“読み(洞察)”が入るから。
今しか見てない人は将来の市場なんて考えられない。ましてや洞察も生まれない。
時間軸をどう見るか、将来をどう読むか、は簡単ではないんだね。
これを選んで後悔しないよね、ってことだろうか。
選択の連続の中で、あ~やっちまった、ということは何度もある。当然、今でもある。
結局、この連続の中で「これを選んでも後悔はしない」という判断基準が生まれてくる。
いろいろな経験の中で、後悔の連続の中で、だんだんと「俺はこれを選ぶんだ」というものが形作られてくる。そうなると後悔もなくなる。薄くなる。
経験の多さ、多様さが自分の判断軸を創るってことかな。
洞察力と言うやつも同じだな。そもそも経験も何もないところに直観とか、洞察とかが生まれてくるはずもない。経験してみるってことが何にしても大事ってこと。
プロの仕事には一貫性がある。
返していえば、都合でコロコロ変わるのは素人芸。
組織の都合だなんだで判断基準がコロコロ変わる例は何度も見てきた。まぁそもそも軸となる判断軸もないから仕方がない。
なんでそれをやるのか。やっているのか。こんなこと一つとっても揺るがないものがなければ、ちょっとした環境変化で挫けてしまう。
一貫性を持ちたいものだ。
「今、忙しくてすみません」
忙しい、ってつまるところ優先順位が低いってことだよね。大事なことは忙しいって言わないんだから。
忙しくて調べられなかった、勉強できなかった・・・でも他にやることはやっているんだから、それは俺にとって大事なことではない、ということ。
忙しくて後回しにしているなら、それは自分では大事だと思ってない証拠。
忙しい、と言う前に自分の優先順位を考えてみてよ。