売れると嬉しい。楽しい。これが魔力なのだ。
新規事業において、売ることは価値の検証の手段なのだが、いつのまにかその魔力にはまってしまう。いくつか例を見てみよう。
まずは、値段を下げて売る。これは目的から外れている端的な例だ。どの価格で売れるかを調べているならよいが、売ること自体を目的にして価格を下げるのは禁じ手だ。
さらに、あっちこっちに売りまくる・・これも狙った層や売れる層を確認することが目的以外では不要なこと。
これらを拡大すると、利益なく売りまくることが目的化していて、あれっ?ってことになる。
何事も目的を持って手段を選ぶ、を徹底したい。